【2014.5.20(火)19時〜外苑前】もし明日死ぬとしたら、私たちは何を選択するのか? 〜「死」を意識することから生まれる「生」へのコミットメント〜

『どのように生きるか』という指南書は数多く書店に並んでいるものの、
『どのように死ぬか』ということは、私たちの間でほとんど語られてないのは何故なのでしょう。

生き抜いた先には誰にでも死が訪れるという事実と、実体が捉えづらい『死』に対して、人は様々なイメージを持っているのかもしれません。

だからこそ、『死』に対して正面から向き合うことには、無意識に避けてきた傾向があります。

『不老不死』を求めてあらゆる手段を尽くしても、誰もが例外なく死に至るという現実。
私たちは『死』について、どんな信念や思いを抱いているのでしょう。
時に人は、なぜそんなにも“死”に対して恐れや抵抗を抱くのでしょうか。

「死の間際(死に様)は、特にその方の人生観や人間性(生き様)が顕われやすいです。
そして、全身で表現される、いのちの輝きに、感動を頂いています」

そう語るのは、
ホスピスの看護師である、堀江 由季子さん。

ターミナルケア(終末期医療)・ホスピスの現場で、 日々“死の瞬間” に立ち会っている
堀江さんにとって、
“死” は我々が思っているものとはちょっと違った視点なのかもしれません。

光と影、陰と陽、生と死など、
切っても切れないはずの、表裏一体の関係性の中で、多くは語られない『死生観』。

その真実は、私たちが思っているよりも怖いものでは なく、意外とシンプルなものではないでしょうか。

『どう生きるか』は、『どう死ぬか』と同義 なのかもしれません。
もっと“死”を身近なものとして、私たちの日常に含むことを意図しながら、
その真実について探求する場を、共に創りたいと思います 。

▼日時:2014年5月20日(火) 19:00~21:30(※18:45開場)

▼場所:CCCアジト@外苑前

〒 107-0062
東京都港区南青山2-27-21 セイリンビル4F
東京メトロ銀座線 外苑前駅 徒歩2分
銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道駅 徒歩6-7分

外苑前から来ると、ベルコモンズの向かいの郵便局の角を曲がった所です。
1階がネイルサロン、2階は歯科医院です。
玄関がオートロックになっているので、
着きましたら401を鳴らして下さい。

※座椅子になります。 座りやすい格好でお越し下さい。

▼参加費
3000円(当日お支払い下さい。)

▼参加人数
12名程度

▼内容
【ストーリーテリング】
ターミナルケア(終末期医療)従事の堀江由季子氏からの『死』についてのストーリーテリング

ーターミナルケアの現場における真実とは
ー死に際に生き様が顕われるとはどういう事か
ー『死』とは一体何なのか。

▼お申込
facebookページの参加ボタンを押してください。

【ダイアログ】
それぞれが感じている事、そこから何を学ぶのか
オープンダイアログ(対話)を行います。
【ストーリーテラー】

<堀江由季子(ほりえゆきこ)氏プロフィー ル>

看護師・セラピスト

医療現場や医療従事者の多い環境で成長し、 なぜ自分は生きているのか?と常に疑問を持ちながら
成人する。

医療の仕事には興味がなかったが、友人 の母の死をきっかけに、「死と生」を
より身近に感じながら人生を学ぶ場として、医療現 場で働くことを選択する。

附属病院にて、主に内科的癌治療の看護に携わるが、 同時にターミナルケア(終末期医療)の
重要性を実感する。同時に、現在の西洋医学と医療体系に疑問を感じ、病気の真因や
人のあり方の根本的な部分を探究し始める。

アロマセラピーや催眠療法(ヒプノセラピー) など様々な療法や学びを経て、死と生の統合は、
今という現実に向き合い、“いのち”を全うすることへ繋がるという意識に辿り着く。

『病気かどうかに関わらず、その人の持って いる潜在的な力を最大に引き出し、生きることを支える。
そして、誰もが避けて通れない死について向 き合うお手伝いをさまざまな人へ行う』という思いのもと、
現在は、看護師・セラピストとして、病院のホスピス科にて『お看取り』をする傍ら、
統合医療を提供するイーハトーヴクリニックでの看護、がん患者と家族へのケアとして、
NPO法人ほぁ〜がんサポートネットワークの活動などを勢力的に行っている。

【ファシリテーター】

・藤本 海 (Kai FUJIMOTO)

合同会社CCC パートナー

大学卒業後、株式会社キャリアデザインセンター入社。 転職情報誌『type』や転職サイト『@type』の
運営に携わる。 営業として数々の記録(2年連続年間MVP・売上ギネス等)を残し、
入社3年目で最年少マネージャー、5年目には最年少で部長に昇進。
営業部長、@type編集長、事業推進室室長を兼任しながら猛烈に働き、
自社のIPOや東証への上場にも貢献。

震災後、世の中の価値観がシフトしていくのを感じつつ、『自分の心が 何に震え、
何に感動するのか分からなくなった』と唐突に退社し、海外 16カ国を放浪。
(当時の肩書は『奥さんのヒモ』)

2012年に株式会社doorz創業に取締役兼CMOとして参画。アジア各国での”Learning Journey”で
ファシリテートを行い、2013年よりCCC立ち上げに参画。
現在はプロの ファシリテーターとして場創り、人材開発、組織開発に携わる。