いい・悪いの二元論ではなく、全体性を生きる(むら)

むらです。

CCCでは、タイトルのような世界観が広がればいいなーと思い、
ワークショップや講座・リトリートなどを行っています。

しかし、特にビジネスパーソンから、
「世界観には共感するけど、これを職場のリアルの場で生かすにはどうしたらいいか?」
こんな疑問もいただくこともしばしば。

今日は、そんな疑問に対して探求してみたいと思います。

 

やること(Doing)とあり方(Being)の違いはなんでしょう?

 

『やること(Doing)』 とは、行動・アクションのこと。

それは目的に対する結果としての成果があり、
”いい・悪い”、”効果的・効果的ではない”という結果がある。
そして、効果的でないものに対して、
改善や課題解決のアプローチ、PDCAも有効である。
スキルが高くなれば成果が上がり、
力がつけば影響は広がり、
創り出す世界をより大きくあらわすことが出来る。

一方で『あり方(Being)』とは、存在そのもの。

存在、その上で成り立っている世界観に対して、”いい・悪い”はなく、
“あることがある、すべてある”。

 

例えば、世界中に70億人、
多様な人々がそれぞれの世界観で、その人として存在している。
その存在に”いい・悪い”はなく、70億人の”輝く命・存在”がある。
地球上に木々や森、動植物や鉱物など、数億・数兆の多種多様な存在がある。
その存在に”いい・悪い”はなく、ただ”輝く命、存在”がある。

その存在に対して”いい・悪い”で捉えると苦しくなる。

自分に矢印を向けてみると分かりやすい。
自分をいい悪いで評価判断すると、いい時は嬉しいかもしれないが、
悪い時は苦しくなる、つまり自己否定になる。

 

自己否定からは何も生まれない。
それは、自分の存在・命を否定することになるから。

自分の存在を100%肯定する、
自分がこの世に存在としてあることに100%感謝し、応援する。
このことを自己受容と言うかもしれない。

 

他人に対しても同じである。
仮にその人のやること(Doing)がイマイチだと感じても、
その人が存在(Being)として、その人らしく生きる。
このことに対して100%応援することはできる。

命は、その存在として、進みたい方向にしか進めない。
これが魂の進化というのかもしれない。

その人が咲きたい場所で、咲かせたい花を咲かせようとする姿を応援する。
その人のやっていることが自分からは間違っていると思ったり
困難に見えたりしても、存在として応援する。
これを他者受容と言うかもしれない。

 

やること(Doing)とあり方(Being)を区別して捉える。
こうすることで、自分自身は楽になるし、他人に対しても寛容になれる。

すなわち、存在(Being)に対して、いい悪いの二元論で評価判断するのではなく、
”輝く命”、”あることがある”、という全体性から生きる。

その上で、やること(Doing)≒「目的に対して効果的に進むこと」ができるように、
寛容さと共に、必要であればPDCA、課題解決を行う。

これが、リアルの世界で「全体性から生きる」ことではないかと思う。

 

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CCCパートナー 村中 剛志

村中 剛志(Takeshi MURANAKA)
大学卒業後、日本アイ・ビー・エムに 入社。金融業界を担当するITエンジ ニアを経て、3年間イギリスに赴任。帰国後、8,000人の組織を率いる役員補佐を担当しグローバルオペレーションを学ぶ。その後、IBMビジネスコンサルティングサービスに参画し、翌年年間最優秀賞を受賞。2009年から4年間、中国上海に赴任し、1,000人の中国人をリーダーとして率いる。高給提示による引き抜き、転職が当たり前であり平均離職率が20-30%の中国IT業界において、リーダー就任後1年で給与体系を変えないまま離職率を20%から8%に低減させる。モチベーションをベースにしたマネジメントを得意とする。グローバルの最前線で戦ってきたが、短期オペレーション、株主至上主義の行き過ぎた資本主義に限界を感じ、戦うだけではなく、力を持ちながら、多様性を受容し、新しい世界を創造する重要性に気づき、2012年末、17年働いたIBM退職後独立。
著書『「先読み力」で人を動かす』(2008年出版)は、5万部を超えるベストセラーに。韓国、台湾でも出版される。