CCCの理念と世界観に基づき、現場で起こっている課題、当事者のニーズから組織の中でより望ましい現実を創り出す力につながるための最適なソリューション・プログラムを提供しています。

個人の変容が、組織を変え、社会を変える

一人の変化が組織を変える起点になると私たちCCCは信じています。

社会がうねりと共に大きく変化していく昨今、組織のあり方や個人のあり方にも大きな変化の波が押し寄せています。今までは「いかに社会の期待、会社や組織の期待に答えるか」という、自分の外側の世界にどれだけ適合できるかに意識を向ける事がビジネスの世界で生き抜き、成果を出す上で必要なことだったのかもしれません。

しかし、この急激な社会の変化に合わせて生きるのにはもはや限界が来ていることに多くの人が気付き始めています。そして皮肉な事に、いま求められるのは既存の発想に囚われない『イノベーション』や『クリエイティビティ』へとシフトし始めています。

どのように、個人の内発的な創造性につながればいいのでしょうか。どうすれば、個人や組織のポテンシャルを最大限に引き出しクリエイティビティあふれた状態になれるのでしょうか。

誰も正解が分からないこれからの世界では、既存の成功体験は通用せず過去を分析しても非連続な変化は生まれないでしょう。

CCCでは、人間らしい関わり合いの中で、個々人の内発的な創造性から、望む現実を自ら創り出すことが出来るリーダーを輩出します。

リーダーやチームを対象に、「知識」の獲得ではなく「気づき」を通した意識の変化から起こる自己変容のプロセスを提供しています。上司・部下という関係性から、チーム・部署と人数は増えていきますが、全ての組織は一人ひとりから構成されています。組織としてのポテンシャルが最大限に発揮されるためには、一人ひとりが持てる力を100%発揮できる状態にすることが重要だと考えます。

「自分の組織は、働く人たちの可能性やポテンシャルを最大化しているのか」「組織にイノベーションを起こすには、どうすればいいのか」
CCCは、このような「問い」や現場で漠然と感じている「違和感」に対して、どうしたらいいのか確信は持てなくても、「何とかしたい!」という意欲を持つ方とのご縁とパートナーシップを大切にし、望む社会を共に創り出していきたいと考えています。

プログラム開発の土台となっている考え方と理論

CCCでは、以下の基本となる考え方や理論をベースに、現場の課題やニーズに対して最適なソリューションとなるCCC独自のサービスプログラムを提供しています。

変化(イノベーション)が起こるプロセス – 「U理論」

「会議で案件を処理しているだけではイノベーションは生まれないと、わかっています。どうしたらよいでしょうか」このようなご相談を受けることがよくあります。変化(イノベーション)は、ゴールに対して直線的な動きでは起こりません。

ここで本音をいって大丈夫だ、という信頼に基づく「安心・安全」がある関係性の土壌をつくり、現実の課題を創り出しているという意識で自分自身のあり方にリーダーたちが向き合い、お互いの真実を「聴き合う」ことで、新しい可能性が生まれます。

CCCでは、U理論と学習する組織の考え方をプラットフォームとして用い、最も効果的な場と打ち手を通してイノベーションのプロセスが動き続ける状態を現場に創ります。

U理論は、過去や偏見、また恐れや不安などに囚われず、「出現する未来」から感じとり行動を起こしていく、個人や組織、コミュニティ、社会に大きな変化を起こすための原理と実践手法を明示した理論です。この理論的な背景に裏打ちされたU字型のプロセスをたどりながら、質的な変化を起こすことで、真に「望む現実」を創りだし、新しい世界を拓いていく力を組織の中に醸成します。

リーダーシップの現状とレベル3のリーダーシップ

「なぜうちのメンバーはこんなに受け身なんですか?なぜ言ったことしかやろうとしないんですか?」組織のリーダー達から聴こえる現場の声です。

CCCでは、昨今の複雑になりすぎたグローバル環境の中では、組織の目的を本質的に理解して望む未来を構想し、大きな成果を生み出す「源(真の主体者)型リーダーシップ」が求められていると考えています。

多くの組織では、課題解決型リーダーシップにとどまり、複雑に絡み合う問題を解決することが限界に来ています。ともすれば評価・判断に終止してしまっているリーダーも多いと考えます。

CCCでは、自分を問題の一部と認識し、自らの在り方と行動をかえるリーダー、そして目の前の課題や社会に対して当事者として関わり、多様性あふれる人材のポテンシャルを引き出し、チームで新たな価値を創造する「源(真の主体者)型リーダー」を育成する支援を行います。

リーダーの人材育成力を育成するための4つの区分

「モチベーションが落ちてしまっている部下に色んなコミュニケーションを重ねてきてるんですけど、全然よくならないんです。どうしたらいいんでしょうか。」

マネジャーやリーダーは、人材の可能性を引き出し、最大限に成果を発揮してもらう、「エンパワメント」力が求められます。
しかし、部下やメンバー一人ひとりのコミットメントやモチベーションは様々であり、すべての部下に対して同様のアプローチで育成することはできません。また現場のマネジャーも日々の仕事負荷が高まる中、部下の育成にまで手がまわらないという現状を抱えている現場も増えています。

CCCでは部下の状態を以下の4つの区分で見立て、それぞれのカテゴリーに合わせたコミュニケーションを含めた関わり方、育成のスキルを学ぶ機会を提供することにより、現場における効率的でかつ効果的な人材育成を支援しています。

対処療法から脱却し、課題の抜本的な打ち手を探す 「氷山モデル」・「システム図」

組織において同じような問題が繰り返し起こるのは、人や組織に問題があるのではなく、組織に問題の起こるパターン(傾向)をつくりだす構造が存在しているためだと考えます。そのような構造を見抜き変えることができれば、問題の傾向を変え、軽減する事ができます。そして構造的に解決できなかった課題も解消していける可能性が高まります。

CCCでは、組織で問題の起こるパターンについて、氷山モデルやシステム図の考え方を用いて、問題の起こる構造を見抜く手助けをしています。 組織で実際に起こっている事、過去に起こった事、その構造、そしてそれらの背景にある価値観や信念などのメンタルモデルを理解することで、変革への第一歩を進み始めます。

事例紹介