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応用ディープ 開催報告 & 参加者の声

◯ 夏の応用ディープ講座、開催。

CCCが提供する基幹講座、「Co-Creationファシリテーター養成講座」の応用編である応用ディープ講座 2015年7月期(7月18日(土)〜20日(月・祝))が2泊3日、山梨県のフフ山梨という場所で行われました。

フフ山梨は緑に囲まれた自然が豊かな場所で、人の出入りが少なくとてもゆったりとしており、自分自身にとても集中出来る環境でした。広大な敷地内にある農園で取れたオーガニックな野菜と手作りのパンが参加者の心と体を適度に満たし、時折顔を見せる富士山の雄大さにも触れることもできるとても素敵な所です。まさに、自分自身の内側をディープに掘って行くにはピッタリの場です。

土曜日の朝10時に最寄りの駅に到着した参加者の皆さんは、期待と多少の緊張を胸に抱きかかえながら到着したのも束の間、一様にこの豊かな環境やホテル内を流れている水の音色にすっかりリラックスし、チェックインから場にどっぷりと深く入って行ったのでした。

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◯ 初日〜メンタルモデルを一人一人紐解くプロセスを共に歩む

初日は「みーちゃん」こと由佐美加子がファシリテーターとして場に仕えました。

午前中は「その人の中での真実」と「本当の真実」を区別するワークや、自分の「反応パターン」がどのように回っているのか、実際に体験・体感するワークなど、場のニーズに合わせて、その時に必要なことを場から創り出して行きます。

「自分自身が、いかに毎日反応しかしてないか、そして、そんな自分は良く無いと自分を責めて、裁きまくっていたことに気づいた」

「本当に思考の中に居る自分が体感的にも理解出来た。そして、その思考が何も生み出してないことにもやっと気づけた」

「正しいと思っていつもやってることが、本当に不本意な現実をいつも創り出していることがよく見えた。何かのきっかけで、俺は間違って無い!と反応的になってしまう自分も見えた。でもそれをどうして良いか分からないけど・・ 」

そんな声を午前中のワークで聞きながら、午後は、一人一人のメンタルモデルを個別に紐解いて行くプロセスに。これが、いつもそうなのですが、とても豊かな時間になりました。

メンタルモデルとは「自分の思い込みとなっている無自覚な信念」のことをCCCでは指しています。
(※ メンタルモデルについては、由佐のブログ でも触れていますので参考にしてください)

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特にここで紐解く個々のメンタルモデルは、自分の人生を支配しているもので、主に幼少期の体験から作られるものだと言われています。

無自覚な思い込みなので、本人としてはそんなことを選んだ覚えは無いのですが、それを紐解いてみると、確かにその無自覚な信念を起点に本当に不本意な現実を自ら創り出している仕組みがありありと観えてきます。

一人一人、丁寧に自分の人生で作り上げて来た思考プロセス・パターンを明らかにしていく。それをグループで進めて行くグループダイナミクスがそこにはありました。11925681_904679532901983_2076554462_n

不思議なことに自分自身を扱っている時は、頭が真っ白になったり、みーちゃんが何を言ってるか全然理解出来なかったり。

でも、周りで見てる人達からすると「何でこんな明白なことが分からないんだ?」と思えるくらい分かり易くシンプルな仕組みで出来ているのです。

本人は至って真剣なのですが・・ 生存本能恐るべし(笑)不都合なことは本当に見えなくしようとしてきます。

ただ、人のメンタルモデルを見ていると、「あ、これ、自分の中にもある・・ あぁ、それもある・・ 」と気づけることが本当に多い。

自分で直面している訳では無いので理解しやすく、更に、人は本当に同じ物を共有しているんだなぁということを体験から掴むことによって、深いつながりがその場から生まれて行きます。

「自分自身がいままで何に葛藤していたのか、凄い明確になり、霧が晴れたような気分」

「今までずーっと忘れていた過去の体験がふわっと急に思い出されてビックリした。今なら、あの体験を元に今の行動パターンを行っていたのに気づける感覚がある」

「人のセッションを見ていると、本当に気づきが多いです。そして、あー、それ俺のことだって素直に思いました(笑)」

このセッションが終わった後には、本当に一人一人が他人には見えなくなって来る不思議です(笑)
人類が皆で共有している深い部分に触れ、人はお互いの存在をそのまま受容出来るようになって行きます。

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◯ 2日目・3日目 インス登場。メンタルモデルに紐作く感情 体感覚を昇華し、完了させる

さて、一晩空けて2日目・3日目はインスがファシリテーターとして場に仕えます。

初日に明らかになった個々人のメンタルモデル。そのメンタルモデルに紐づいた未完了の感情を浄化して行くプロセスを2日間かけて行って行きます。

メンタルモデルの作られようは、大半は幼少期の体験として、親に切り離された(と感じた)体験において、その時湧いて来る悲しみや怒りなどの感情を受け止めきれず、例えば、自分は愛されない存在だ、というような「自分は◯◯だ」という信念を作ることでその感情を切り離すことで生まれます。

ただ、その不快な負の感情を感じなくて済む代償として、その感情は未完了のまま自分の内側にずーっと残り続け、自分の体を制御し同じような体験を二度としない為の行動パターンを創り出し、それが回り続けることによって、不本意な現実が生まれ続けます。

これが、何か外界で起きるトリガーに対して、反応的に相手を責めるか自分を責めるパターンに支配されてしまう仕組みの根本に在る部分です。

例えば、犬に噛まれたことがある人で、そのインパクトが強く体験として残っている人は、どんなに小さくて可愛い犬を目の前にしても、身体が硬直して手を出せないというのと同じです。

IMG_9790 この感情が自分の身体を制御しているという新たな観点を理解しながら、実際に自分の内側にある未完了の感情を感じ尽くし、整理整頓して浄化する「SSワーク」というテクノロジーを体験を通じながら掴んで行くプロセスを二日間で歩んで行きました。

過去の体験というストーリーに没頭して感傷的になってしまうのでは無く、未完了の感情を本当にそのまま観察し続け、浄化するのを見届ける為の自分の内側の状態を整えるため、いくつかの瞑想などを取り入れながら、自分の身体感覚の気づきの領域を拡げて行きます。

「感情はただのバイブレーションだという気づきから、過去の体験を思い出して感情を味わうっていうのがとても怖いものな気がしていたけど、そういうものじゃなかった」

「左脳人間だと思っていたのですが、自分がこんなにも感情に対して繊細に感じることが出来ることに驚き。ただ、思い返してみたら子供の時は確かに敏感だったかも」

「感情を本当にただ在るものとして感じ尽くしたら、身体の中にふわっと染込んで来る感覚があって、そのあとやたらパワフルで身体が熱くなるんですけど、このエネルギー凄いですね(笑)」

というような体験の声がいっぱい。

この2日目・3日前を通じて、それぞれが自分が無いことにしていた感情を自分自身に統合して行くプロセスを体験し、自分自身の気づく領域を拡げ、Power を取り戻して行きました。

最後のチェックアウトでは、

「ある意味今までそうだと思い込んでいた人生の目的が良い意味で崩壊した(笑) でも、今まで感じてた『楽しいはずなのに何か違う感』の理由も分かったし、とても清々しい気持ちで新たなスタートが切れそう」

「この仲間とだから、自分に向き合えた気がする。本当に感謝が湧いてくるし、これからも繋がってたい」

「この3日間、うわーって泣き崩れるような衝撃的な体験をして、それで生まれ変わったー!ってなるのかと思ったら全然違った(笑) でも、一過性のものじゃないこっちの方が本物なのだと思う」

なんて声が場から生まれました。
帰り際の、一人一人の自然体から溢れる笑みが、とても印象に残っています。

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◯ 参加者のその後の変化  振り返りセッションの声

ディープ合宿が終わってからの約1ヶ月後、8/17(月)の夜に振り返りセッションが実施され、今の自分を改めて振り返り、学びと気づきにする場を持ちました。せっかくなので、振り返りシートを使った参加者の生の声を、一部こちらに紹介させて頂きます。

 

① 改めてあの3日間を振り返って、今、率直に感じていることは何ですか?

・本質的な変化が起こったにちがいない3日間だったなあと。このタイミングで呼ばれて行ったのだなとあとも思う。(40代・医療機器営業)

・自分の中の自分が、結局自分を縛っていた(しかも長い時間をかけて!)ことに、改めて気づかされたと感じている。(50代・教育関係)

・子どもの頃の親の影響は大きいなぁということ。その中でも与えなくてもいいような影響を後世に渡していくのは自分で最後にしたいということ。(30代・会社経営)

・あの3日間を通して、「源につながる」「自分であることのパワフルさ」を体感しました。一方で、日常生活に戻った時に、いつもあの状態でいることはなかなか難しいと感じています。ただ、ふとしたときに「自分が反応している」ということに気付くことができるようになりましたし、ちょっとずつですが、日常生活でも「源につながる」「自分である」状態をつくれるようになってきたとも思っています。間違いなくこっちの方向だと率直に感じています。(30代・フリーランス)

 

② ディープを終えてから今この瞬間まで日々を過ごして、新たに気づいたこと、見えて来たことがあるとすればそれは何でしょうか。

・恐れに直接触れられるような出来事が起こると、過去未来にとらわれる自分がいる。ストーリーが走り出し、いつまでも止められないから。ただそういう自分がいるなということは見えてきた感があります。(40代・医療機器営業)

・「自分の不都合な真実」に遭遇したときに、湧き上がっている感情をそのまま表現するのではなく、「ちょっと待てよ」と「間」をつくり、自分が次にとる行動を「選択」できるようになってきました。これによって、今までは「なんだよ」とか「めんどくさい」とか思って諦めていたことに対して、別の現実が日常でも現れてきて、今までと違うことが起きています。仕事でも。プライベートでも。すべては自分自身がつくりだしている、ということに、根性論ではなく気が付きました。(30代・フリーランス)

・反省/内省の感覚的な違いを意識した後では、普段放っておくと反省の思考に囚われている自分がいかに多いことか!と気づかされます。(50代・教育関係)

 

③ 参加する前の自分と、参加した後の自分で、何か変化した部分があるとすれば、それはどのような変化だと言えますか?

・ネガティブな思考が起きてきたときに、ただそれに向き合うということが前よりもできるようになった。 あとは自然とほぼ毎日瞑想ができている。(30代・会社経営)

・自分をより観察できるできるようになっていることと、嫌だと思っている面が出たときにそれを許そうとしている自分がいることに気づいていること。(40代・医療機器営業)

・自分を無意識のうちに責めてばかりいたが、自分を認めようとする自分を置くことで、以前に比べ楽に過ごせている。(50代・教育関係)

・人との関わり方。今まで自分のメンタルモデルをもとに、評価・判断していた人との別のつながり、関わり方が生まれました。参加前の自分と比べると、前よりもフラットな自分に変わったと思います。(30代・フリーランス)

・反省しているなー自分は。とか、今焦ってるんだなーとか。思考が渦巻いている自分自身をもう一歩外側から観察出来るようになりました。 そして、それを変えようとせず、あるがまま観る、という感覚です。(30代・コンサルタント)

 

④ このシートを記入するプロセスを改めて振り返って、今感じていること、気づいたことはなんでしょうか。

・ディープが終わってから調子が良いような気がするけど、なんか、もう一超え何かある気がするというか、もっと奥の世界があるんだろうなぁという思いが出てきました。(30代・会社経営)

・自分にとって、大きな転機になっているなぁと感じています。まだこの世界観で生きはじめて、そんなに月日はたっていないけれども、すごく大きな変化が自分には起きています。これから起こることを考えるとワクワクすると同時に、すこし「ちゃんとできるかな」と思っている自分がいることに気づきました(笑)(30代・フリーランス)

・自分自身の「つながりたい」という想いを自覚したことで、近い想いを持っている人に気づくようになりました。 こうやって自身のメンタルモデルに気づいて行くと、人への共感ポイントも増えて行くんだろうなと思います。(30代・コンサルタント)

 

⑤ 最後に、ディープの3日間を共に過ごした仲間達にシェアしたいことを自由にご記入ください。

・振り返りをしていると、自分以外の人のセッションが参考になることがあったりして、あの場はみんなでの学びの場だったんだなと改めて気がつきました。(30代・会社経営)

・自分が外部に何かを働きかけて世界を変えるというよりも、自分を許して受け容れることで世界が変わっていくんだというパラダイムシフトの入り口に立っている感覚です。でも、すぐに古い自分に戻ってしまいがちになるので、一緒に学びシェアできる仲間がいればいるほどいいなあと思います。(40代・医療機器営業)

・ほとんどの人とは、すごした時間は3日しかなかったけど、年齢や性別、職業とかにかかわらず、みんなとは人としてつながりあえたなぁと思ってます。同年代でもなく、仕事の付き合いでもなく、こんな風に思える関係性の仲間はなかなかいないし、純粋にみんなに会いたいなぁと、今思いま
した。ディープの後、みんなの人生に、なにが起きたか知りたい気持ちです。(30代・フリーランス)

・色々悩みは在るけれども、あの3日間、絆で繋がっていた時間が確かにあった、ということが支えになっています。(30代・コンサルタント)

 

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◯ 終わりに

1ヶ月経って感じた私の個人的な感想を出してみると、本当に皆さん、自然体で素敵だなー、と感じました。無理がないというか、無駄にチカラが入って無いというか。それでいて、起こしている現実は明らかに以前より望む現実になっているパワフルさも同時に感じます。受け入れたく無い自分自身を受容・統合出来た時、こんなにも人は可能性に溢れるんだなぁと改めて感じさせてもらいました。

また、それぞれの「気づくチカラ」=「内省力」が格段が上がっていることにも気づきました。自分自身の内側に気づき、それを統合して行くプロセスは、人生に置いて終わりが無いのかも知れません。しかし、この内省し、自分自身の内側で何が起こっているか気づいた上で外側の現実に関わって行くと、本当に現実は今までと違う現れようで起こり始めます。それを、試しにやってみて、また感じてみて、の繰り返しが大事なんだなと、今はそう思います。

また、頭で理解することと、体験して掴むことには、雲泥の差があるなぁと同時に感じています。このディープの内容もここまで書いていいのかなーと思いつつ (毎回、場に合わせてワークを創って行くので、同じ場は二度と無いからいいんですが)、でも、実際に体験しないと本当の意味では何も理解出来ないし、使えるようにならないなー、とも。やはりこのプロセスは、体験こそ命だなと。

このプロセスを進めて行くことで、本当に過去や未来への執着や囚われから解放され、自由に今ここから創造性を発揮して望む未来を創り出せるんだなと、改めて感じました。この旅路を一緒に進んで行ける仲間が増えていることに、大きな喜びと感謝があるなと感じています。そんな仲間がまた一人、また一人と増えることを祈りながら、皆さんとお会い出来ることを楽しみにしています。

(文・藤本海)

 

◯ 応用ディープのご案内

CCCでは、この応用ディープ合宿を3ヶ月に一度のペースで実施しています。

※ 応用ディープ参加には、基礎講座受講済みであることが条件です。

次回以降の予定については、 講座スケジュール一覧 をご覧ください。